3月6日に刈谷市民活動センターで防災イベント「まなぼうさい」が開催された。東日本震災後、宮城県七ケ浜町に派遣され、震災復興支援に関わった刈谷市役所の職員の活動報告や刈谷市赤十字奉仕団と刈谷アレルギー児の会による炊き出しも行われた。
日本テクシードの従業員によるボランティアグループ「刈谷TS自主防災会」によるオリジナル紙芝居の公演も開催。制作は代表の鈴木浩希さんが東日本大震災被災者の実体験を基に作成。タイトルは「地震のシン」。
タイトルの「シン」には①主人公の名前がシン②地震震災のシン③辛いのシン④心配のシン⑤信じるのシン⑥新しい土地や建物のシン⑦先へ進むのシンなどの意味が込められている。
続編の作成にも意欲的な鈴木さん。防災への意識向上してほしいと子供にもわかりやすく伝えたいという想いが形になった。音響効果も交えた上映に、幼児から大人までが真剣に見入っていた。